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元アベンジャーのCOJ

チョコとポテチとコーラが好き。

グリコとチョコレートとパイナップルの奥深さに大人になってから気付いた

生活

 

グリコとチョコレートとパイナップルをご存知でしょうか。
私が子供の頃に流行っていた、じゃんけんと組み合わせて遊ぶゲームです。


私も正式名称は知りません。
場所は階段などを利用します。

 

グリコがグー。
チョコレートがチョキ。
パイナップルがパー。


にそれぞれ相当します。


じゃんけんでお互いにグーチョキーパーを出しあい、勝った者がその文字の数だけ進むことが出来ます。


グリコことグーを出して勝ったら3歩進める。
チョコレートかパイナップルで勝ったらそれぞれ6歩進める、というわけですね。

 

基本的には階段の一番下からスタートし、勝ちを重ねてより早く最上段にまでたどり着いた人が勝利者になります。

 

 

私は大抵チョコレートを出していた

チョコレートとパイナップルは6歩進めますが、グリコだけは3歩しか進めません。
そのため、グリコのグーをだして勝っても見返りが少ないです。


基本的に妥当な選択肢はチョコレートことチョキでしょう。
なぜなら同じ6歩進めるパイナップルのパーに勝つことができますし、負けたとしてもその場合相手はグーを出しているので3歩しか進めないからです。私もよくチョキを出していました。


逆に、パーを出すのは少々考えものです。
私の理論でいくと、相手が見返りの少ないグーを出す確率は低いはず。
そしてもしチョキを出されたら相手は6歩進めてしまいます。
となると、やはりチョキを出すのが安牌だと思うわけです。


しかし、グーはそんな安全思考を殺せます。
たしかに3歩しか進めませんが、それでも最上段に近づくことは確かです。
そしてこちらがグーを出すことを相手に意識させると、それに勝とうとして出してくるパーをチョキで迎え撃つことが出来ます。
すると、6歩も進めるわけです。

 

私はグリコを軽視していたが、実は重要だったのかも

グリコは3歩しか進めないため、子供の頃はグリコはまったく価値がないと思っていたんですよ。


「他は6文字なのになんでグリコだけ3文字なの、グリコ弱すぎ!」みたいにね。


実際、グーを出すことは滅多にありませんでしたし、グーで勝ってもあまり嬉しくなかったのです。


ですが、上で述べたように別にグリコは弱くはありませんでした。


むしろ、定石のチョコレートを倒すことが出来る、強カードと言っても良いかもしれません。


ただ3歩しか進めないだけだったのです。


そしてグリコが3歩しか進めないから、あの時友人のチョコレートに勝てたのかもしれないのです。


グリコで進んだ3歩は、実際の歩数よりも大きな意味を含んでいたのです。


今になって思うと、グリコとチョコレートとパイナップルで、もっとも勝ち星をあげていたのはグリコだったのではないだろうか、と思うのです。

 

グリコが3歩だったから、楽しく遊べたのかもしれない

もしグリコとチョコレートとパイナップルが全て同じ6歩進むゲームだったら、それはただのじゃんけんになってしまいます。

 

 

読み合いも何もなくなってしまうでしょう。

 


残念ながら、私は子供の頃、そんなことを考えることはなかったのですが……。

 

この3歩しか進めないグリコという存在が、このゲームを奥深いものにしている。

 


と、大人になってから気付いたのでした。

 

おしまい。